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更新日:2024年5月7日
オルソポックスウイルス属のサル痘ウイルスによる感染症で、1970年にヒトでの感染が確認されて以来、中央アフリカから西アフリカにかけて流行がみられます。国内では、感染症法上の4類感染症に指定されています。2022年5月以降、従前のエムポックス流行国への海外渡航歴のないエムポックス患者が、欧米各国で報告されています。
国内では、2022年7月の1例目患者確認以降、2024年1月時点でも散発的な患者の発生が報告されており、2024年4月26日現在、累計245例が報告されています。
当初は本人の海外渡航歴、あるいは海外と凝る歴のある者との接触が確認されていましたが、2022年38週以降は海外渡航との関連がない症例が主体となっています。(2024年3月21日付け国立感染症研究所通知より)
症状等エムポックスが疑われる場合、保健所保健予防課(0466-50-3593)または医療機関に相談をお願いします。
※2022年5月以降の欧米を中心とした流行では、以下のような、従来とは異なる臨床徴候が指摘されている。
通常7~14日(最大5~21日)
アフリカに生息するリスなどの齧歯類をはじめ、サルやウサギなどウイルスを保有する動物との接触によりヒトに感染、また、感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液との接触(性的接触を含む。)、患者との接近した対面での飛沫への長時間の曝露(prolonged face-to-face contact)、患者が使用した寝具等との接触等により感染します。
厚生労働省ホームページ(エムポックスについて)(外部サイトへリンク)
国立感染症研究所ホームページ(サル痘とは)(外部サイトへリンク)
サル痘(mpox)が日本で感染拡大~現状を知って感染リスクを下げよう~(外部サイトへリンク)
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